2011年11月19日土曜日

# 51 OCR 振り返り

# 51 オープンカウンセリングルーム(2011.10.29)

少し振り返って見てみました。

当日参加の皆様、ありがとうございました。
というか、今回のOCRは、おつかれさまでした。
という感じだったかもしれません。


みなさんのそれぞれいろいろな様子や反応がありました。
いろいろなご質問など、興味深い会となりました。


以下、当日のやり取りの最中に、私が思っていたことを書いてみます。


何か勉強すると、その勉強したことに、知らず知らずのうちに、関連させたり、当てはめて考えようとしやすくなることがあります。勉強したこと、知識を一旦脇に置いて、お相手の話や様子を見たり聞いたりしてみると良いだろうと思いながら、ご質問にやり取りしていました。

たくさん勉強しているなと思いました。まじめに取り組まれているなと思いました。そして、知識を意識しながらも、お相手に関心を向けてみる。取り組んでみてください。


フォローアップセミナー(グループ・スーパービジョン)やOCRなど、続けていきましょう。
楽しみです。

2011年11月15日火曜日

# 1 フォローアップセミナー

# 1 フォローアップセミナーご連絡


開催日時   2011年11月20日(16:00)

開催場所   CS カウンセリング 東京

フォローアップ・セミナー開催が近づきました。

フォローアップ・セミナーは、CSCT (CS カウンセリング 東京)主催の
定期講座とトラウマ ストレス リダクション セミナーを受講された方を
主に、今後10年程、1-2ケ月毎に無料でおこなっていきます。


受講後のグループスーパービジョンとして、ご利用ください。

2011年10月22日土曜日

# 51 OCR オープンカウンセリングルーム

 

#51 オープン・カウンセリングルームのご案内です。、 
今回は事前のテーマなしで
http://www008.upp.so-net.ne.jp/cands/csctpjocr.html


2011年10月29日(土) 18:30-20:30
CS カウンセリング 東京
http://www.csc-co.jp/company/index.html

参加費:¥2,000 ( 当日ご持参下さい )
定員:16名

終了後、懇親会を予定しています。

2011年10月13日木曜日

PTSDの治療とテトリス

PTSD 治療 ゲーム「テトリス」が効果的


エミリー・ホームズ博士(オックスフォード大学)は、ゲーム「テトリス」にPTSD治療に効果があると発表しました。

その内容は、外傷後ストレス障害(PTSD)によるフラッシュバック(追体験)を抑制すること、自発的な回復のサポートになることの2点。

研究内容は、60人の被験者を3グループに分け、それぞれに交通事故の衝撃的な映像を見せる。そして、グループ 1 は、テトリスを10分間プレー、グループ 2 は、クイズゲーム、グループ 3 は、何も作業をしない。結果、クイズゲームと何も作業をしなかったグループは、全員がほぼ同じ内容を記憶していたのに対して、テトリスをしたグループは少ない内容しか覚えていなかった。同様に、映像視聴した後の時間を10分から4時間に延長したところ、その違いはさらに顕著に現れたというもの。

「人の記憶は、『認識されるもの(意味)』と『認識されないもの(知覚)』の2つの領域により形成されているが、テトリスはその知覚記憶の形成を抑制する働きをもっているようだ。」(エミリー・ホームズ博士)と説明。

テトリスは、ブロックの形状を確認しながら、次々にブロックをどこに落としたら良いのかを瞬時に判断するゲーム、ゲームに没頭する間、フラッシュバックが起きる記憶(認識されるもの)領域は、テトリスのイメージ(認識されないもの)領域に占領されるのかもしれない。こうした作業効果が、役立つものと見られています。

テトリスをしている時の目の動きから察するに、PTSDの治療法の一つ、EMDR(Eye Movement Desensitization and Reprocessing:眼球運動による脱感作と再処理 )に似ていると思います。

EMDRは、外傷的体験の場面を考えてもらいながら、治療者がご相談者の眼の前で一定速度で動かす指を、眼で追ってもらうというものです。目の運動により脳を刺激して、脳の情報処理プロセスを活性化する意図があります。また、従来の治療方法のようにできごとの詳細を話す必要もなく、治療ストレスの少ない方法でもあります。


「テトリス」をはじめ、「ぷよぷよ」など、実験してみました。安全でなかなか良い方法だと思います。日常的にいつでも自主的に出来る方法とその検証を期待します。PTSDの症状と反応には、「回避」「再侵入」「麻痺」の3つがありますが、回復の中心テーマは、「安全・安心」を支えとしての「自己効力感」「自主性の回復」にあります。

2011年9月20日火曜日

『 グループ・スーパービジョン 』 定例セミナー

『 グループ・スーパービジョン 』 定例セミナー


グループ・スーパービジョンはCSCT (CS カウンセリング 東京) 主催の定期講座 受講の方を主に、カウンセリング、心理臨床の深化と広がり、心理技法の統合的活用。ご自身の個性とリソースを活かした柔軟な工夫、効果的なカウンセリング、心理臨床を続けていく為のコンサルテーション、カンファレンス、実技、Q&Aを重ねていこうと思います。


受講中、受講後のフォローアップとして、ご利用ください。


今後10年程、1-2ケ月毎におこなっていこうと思います。


参加お申込みは、ミクシー「いとうしんすけのこみゅ」にておこなっています。


2011年スケデュール
# 1  2011.11.20 16:00 参加費:無料 場所:CS カウンセリング 東京
http://mixi.jp/view_event.pl?id=65098603&comm_id=1218090

2011年9月19日月曜日

# 1 フォローアップ・セミナー

# 1 フォローアップ・セミナーを開催いたします。


フォローアップ・セミナーは、CSCT (CS カウンセリング 東京)主催の
定期講座とトラウマ ストレス リダクション セミナーを受講された方を
主に、1-2ケ月毎に無料でおこなっていきます。


受講中、受講後のグループスーパービジョンとして、ご利用ください。

今後10年程、続けていきます。

http://mixi.jp/view_event.pl?id=65098603&comment_count=0&comm_id=1218090

2011年9月8日木曜日

# 50 OCR オープンカウンセリングルーム

オープン・カウンセリングルーム、
早いもので今回で50回目となりました。


今回は、前回のテーマ

「セミナーや勉強会の活用のポイント」
「お相手の身になる具体的な方法」
「事実の捉え方」

の振り返りを少しと、
当日のリクエストを皆さんと共に考えたいと思います。

それから、以前のOCRで、パーソナリティー障害と診断されて
いらっしゃる人の中に、パーソナリティーの人は、あまりいない。
ということをお話ししましたが、

そのあたりのことについて、例えば、それでは、その方たちは、何?について
どうすればとかどうしないことが大切といった事例を挙げてお話しようかとも思っています。

http://mixi.jp/view_event.pl?id=64858348&comment_count=2&comm_id=1218090

http://www008.upp.so-net.ne.jp/cands/openc.html


2011年10月1日(土) 18:30-20:30
CS カウンセリング 東京
http://www.csc-co.jp/company/index.html

参加費:¥2,000 ( 当日ご持参下さい )
定員:16名

終了後、懇親会を予定しています。

2011年9月7日水曜日

疾病利得

ここのところ、ホームページのリニューアルで、いろいろと書いているのですが、
ご意見など頂ければともおもいつつ、その断片をここに書いていこうと思います。

実は、2年前からリニューアルしようと思っていて、考えていて、エビデンスは別。
先月、出版のお話をいただいたことから、それと一緒に、書き始めたという次第。


今回は、「疾病利得」

疾病利得は医療モデルだと嫌われることが多いのですが、疾病利得を嫌ったり、なんだか意地悪く捉えるのは間違いです。疾病の目的や目標が一次的疾病利得、疾病になった結果、なんだか得た利得を二次的疾病利得と言っていますが、社会性や健康的な不利益と引き換えにしているわけで、とても切実なわけです。


「具合まで悪くしたわけだから、何か少しは良いこともなければつまんないよね。」くらいの感じで、疾病利得を実生活でできそうなことにしていくのがサポートだと思います。


そうすると、自分の具合とか社会性の不利益を引き換えにすることがなくなるわけです。


心身症とか皮膚疾患など、二次的疾病利得は、ご本人よりはサポートする人が考えて提案すると良いことが多い。免疫関連とか、ストレスが下がって、生活に楽しさや楽しみが増えていくようにしていけると良いです。