2011年9月6日火曜日

PTSD ストレス反応 フラッシュバックの緊急対応

強い不安や深い悲しみ、人間関係のトラブルなどの傷つきや恐怖感など、「どうしたらよいか」というご連絡をいただくことがあります。大きなトラブルとともに、時にそれ以上に長期にわたる小さな出来事の連続や重なり、漠然ととした不安や不全感が大きな危機感を生むことがあります。こうした状態の時には、以下の方法を行ってください。この方法で、何らかの解決が生まれるということではありませんが、危機感の迫力が小さくなります。


1 裸足になります。
2 体を温めます。
3 仰向けになり、指でおなかを緩めるようにマッサージします。
4 おなかを出来るだけ引っ込めます。(すると、胸が膨らみます。)
5 3と4をしばらく繰り返し、胸とおなかがゆっくりとしたリズムで、交互に動くようにします。
6 ゆっくりとしたリズムで、意識的にゆっくりとした呼吸を繰り返します。

できれば、4カウント吸って、4カウント止めて、8カウントで吐きます。 ご自身の呼吸音を聞きながら、続けてください。)

そして、誰か話を聞いてくれる人がいれば、共有してくれる人に連絡をしてください。
危機に対処する方法として、一人で解決しようとするのは逆効果となることが多いものです。
公共の相談サービスなども利用できるものが少なくありません。



また、日頃から以下の呼吸方法を行うとより効果的です。

A 「呼吸再調整」
軽く目を閉じて、背中をまっすぐにした姿勢で、
呼吸(吸う息、吐く息)を感じながら、
ゆっくりとした呼吸をします。
1回 1~3分程、1日3回程、行って下さい。


B 「カウント呼吸」
ゆっくりとしたリズムで、以下、10回~15回程、呼吸を繰り返します。
4カウント吸って、4カウント止めて、8カウント吐きます。
ご自身の呼吸音を聞きながら、呼吸に意識を傾けながら続けます。
呼吸に意識を傾けることで、使われる筋肉の部位が変わり、ホルモンの分泌が変化します。

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